3月と言えば花粉症シーズン、多くの方が花粉症に悩まされる時期が続き不便に思うことでしょう。花粉症のピークは非常に多くの花粉が飛散しますがその時期はいつなのでしょうか?当サイトでは花粉大量飛散のピークや花粉症対策、治療薬についての紹介などを幅広くまとめていきます。

花粉によるさまざまなアレルギー症状

花粉には木から飛散する木本花粉(もくほんかふん)と、草から飛散する草本花粉(そうほんかふん)の2種類あります。
春はスギやヒノキ、夏はイネとシラカンバ、秋やヨモギにブタクサ・カナムグラ、冬にもスギの花粉が飛んでいます。

花粉はアレルギーの原因となり、さまざまな症状を引き起こします。
特にアレルギー症状を起こす原因の花粉はスギが最も多く、日本内の森林面積の18%、国土の12%を占めてします。
スギの花粉が起こす症状は、鼻水などの鼻のアレルギー症状に加えて、目のかゆみやのどの違和感、皮膚のかゆみ等などが現れます。

ヒノキの花粉ではくしゃみや鼻水、目のかゆみがでますが、スギと合わせて症状を持つと重症化しやすいので十分な予防が必要となります。
イネは夏に花粉を多く飛ばし、スギを似た鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどに皮膚のかゆみが出やすいのが特徴といえます。

シラカンバはカバノキ科の樹木で、北海道に生息しています。
北海道ではスギやヒノキの花粉症を発症する方が少ないにも関わらず、このシラカンバの花粉症を発症する方が近年増える傾向にあります。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどのアレルギー症状があります。

秋に花粉が飛ぶヨモギやブタクサ・カナムグラは、草木花粉に分類されます。
ブタクサはアメリカからの外来種で、繁殖力も非常に強く、どこにでも生える植物です。
その症状にはくしゃみ・鼻水・鼻詰りの他、のどがイガイガしたり、耳の中のかゆみが起こり、全身にかゆみが出ることや頭痛・咳などが見られます。
咳が出るのはスギなどの木本花粉と違い、草本花粉は粒子が小さい為に鼻の粘膜で留まらず、気管にまで到達して仕舞うためです。
悪化させてしまうとぜんそく様の症状になることもあるので、注意が必要です。

ただし、草木花粉は低位置に生息するので(ブタクサは1mほどになる)風に乗り難く、飛散距離は短くなります。
つまり、草地に近づかないようにすれば予防できます。

花粉症と風邪の症状は似ているため注意が必要

春先のまだ寒い季節に鼻水とくしゃみが止まらない症状があると、風邪かなと思うものです。でも、もしかしたらその症状は、花粉によるアレルギーかもしれません。
花粉によるアレルギーとウイルス性の風邪、その症状の違いをどうやって見分ければ良いのでしょうか。

例えば鼻水ですが、アレルギーで出る鼻水はサラリとしていて水のような状態です。
でも風邪を引いていると、ウイルスを殺す為に免疫細胞たちが働いて黄色味のある、ネバネバした鼻水が出ます。
それに風邪では鼻水と鼻詰りが同時に起こることもないのです。
アレルギーでものどに違和感が感じられますが、その違和感でかゆみが強いか痛みが強いかで判断できます。
もし、痛みが強いならば風邪で、かゆみが優勢であればアレルギーとなります。

くしゃみの出方はどうでしょう。アレルギーならば1日中多発するうえに連続してくしゃみが起こります。一方、風邪ならば1日に9回程度です。
また、天気によっても症状に違いが現われます。雨が降っていると鼻や目・のどの症状が楽になるならばアレルギー、天気に関係ない辛い症状は風邪です。
さらに、風邪ならば症状が出るのは長くても1週間、くしゃみや鼻水の症状が2週間以上続くのはアレルギーです。
ほかに風邪ならばどこにいても鼻水は止まりませんが、アレルギーはスギやヒノキなどの原因となる植物が多い場所に行くと顕著に現れます。

風邪かアレルギーかで悩まれる場合、目の症状で判断するのが良いでしょう。風邪では目のかゆみはあらわれません。
熱が高くなるのも風邪の症状で、アレルギーの場合は微熱程度です。これらがはっきりと現れずにどちらも疑わしい場合は、耳鼻科や内科を受診してみましょう。